企業のエコライフ -company eco life-

企業のエコライフ

近年、地球環境問題が重視され多くの企業が環境問題に取り組んでいます。最近では、環境に優しいといわれる製品を数多く見かけるようになってきました。消費電力の少ない冷蔵庫を含め他の電化製品、石油製品を使わないで作るプラスチックやビニール類。リサイクル可能な材料を使用した金属缶、紙製飲料容器など、地球環境に優しい製品が続々と登場しています。それは、まさに企業努力だと思います。利益ばかりを考えず企業の皆様には、これからもエコ製品開発には、力を入れて頂きたいと思います。

エコリーフ環境ラベル?

エコリーフ環境ラベルとは?社団法人産業環境管理協会が推進する環境ラベルで、地球温暖化対策の一つのツールとして開発され、2002年4月に本格運用を開始した日本生まれの新しい環境ラベルです。最大の特徴は、製品の一生で発生する定量的な環境負荷情報を把握できる点です。つまり、エコリーフ環境ラベルが付与された製品には、資源採取から製造・組立、物流、使用、廃棄、リサイクルまでの製品の全ライフサイクルにわたった環境情報が開示されているのです。 製品の一生で発生する定量的な環境負荷を、数値として表した環境ラベル。それがエコリーフラベルです。 「エコリーフラベル」を取得するためには、対象となる製品やサービスについて、製造から物流、使用、廃棄に至る全工程の環境負荷をLCA(Life Cycle Assessment)手法により算出し、その結果である定量的データを公開し、ユーザは、「エコリーフ」を取得した製品やサービスの環境負荷を定量的に把握できるため、環境に配慮した製品やサービスの事です。ご存知でしたか?

企業とエコロジー

地球環境問題がブームとも表現されるほど広く高い関心を集めたことで、それまでのエコロジー、エコロジストという言葉が持っていた、反企業・反政府・反体制という印象も薄れ、逆に企業や政府が環境配慮を積極的に商品や政策として、エコという言葉とともに利用するようになってきた。持続可能な開発という概念に基づいた自然の商品化の手法のひとつがエコツーリズムである。循環型社会という方向が打ち出されて以降は、リサイクルがまた新たな重点として浮上した。そこから、再利用商品や、再利用しやすい仕組みを含んだものをエコという場合も生まれた。2000年頃より、このような活動を推進するものとして、「地球に優しい」という表現が盛んに喧伝されるようになった。 ただ、このような風潮をグリーンウォッシングだとして批判する声もある。「環境」といっても何にとっての環境なのか。「地球に優しい」といっても地球自体が大きなダメージを受けるわけではないし、人類の生存のためという目的をぼかし美辞で飾っている傾向がないか。イメージアップのために「環境」「クリーン」(これは清廉潔白という意味にも通じる)などという言葉が商業主義の道具になっているという面も否定できない。 しかしながら人類の生存に関わる問題になってきているのも事実で、その点で「持続可能な開発」や「環境保護」の流れは私達の進むべき方向を示していると言えますね。